一度は白紙に戻ってしまった歯列矯正計画ですが、あれから約1年が過ぎた2025年7月。新しい仕事も決まって、生活も少し落ち着いてきました。
「今ならもう一度挑戦できるかもしれない」
そう思って、歯列矯正を再スタートすることにしました。

まず連絡したのは、以前カウンセリングだけ受けていた日本大学松戸歯学部付属病院。ここから改めて、矯正相談が始まります。
歯列矯正は始める前にも費用がかかる
歯列矯正は、基本的に自由診療となります。費用は病院やクリニックによってバラバラですが、治療全体だと100万円+αになることも珍しくありません。しかも、治療を始める前段階でも検査費用がかかります。カウンセリングは無料でも精密検査は数万円。ここが最初のハードルだなと感じました。
だいたいどこの病院でも、「精密検査をしてみないと、口の中の状態は詳しく診断できません」と言われることが多いと思います。もちろん検査は大事です。ただ、いくつもの病院で同じ検査を受けていたら、それだけでけっこうな出費になってしまいます。焦って決める必要はないので、納得できる病院を見つけてから検査に進む方が安心かなと、思いました。
カウンセリングで説明されたこと
カウンセリングでは、「非抜歯希望でも、検査結果によっては永久歯を抜歯する可能性がある」と説明されました。矯正方法についても気になったので、自分でも調べてみることにしました。
①ワイヤー矯正:表側(唇側矯正)
歯の表側にブラケットやワイヤーを付ける方法で、昔からある一般的な矯正方法です。金属製の装置のほか、白や透明に近いブラケットを使って目立ちにくくする方法もあります。
②ワイヤー矯正:裏側(舌側矯正/リンガル矯正)
歯の裏側に装置を付けるため、正面からは装置が見えにくいのが特徴です。その一方で、表側矯正より費用が高くなることがあり、装置に慣れるまで発音しづらいと感じる人もいます。上の歯を裏側、下の歯を表側にするハーフリンガルという方法もあります。
③マウスピース矯正
透明なマウスピース型の装置を使い、段階的に歯を動かしていく方法です。代表的なものにインビザラインがあります。装置が目立ちにくく、食事や歯磨きのときに取り外せるのが大きな特徴ですが、決められた時間装着する必要があり、症例によって適用できるかどうかも変わります。
SNSを見ていると、美意識の高いインフルエンサーは裏側矯正やマウスピース矯正を選んでいる印象があります。やっぱり口元って、自分が思っている以上に見られているものですからね。
ところが、私が通う大学病院で選べるのは表側のワイヤー矯正だけでした。そもそも、大学病院は教育機関でもあるので、見た目よりも噛み合わせや機能の改善を重視する治療方針なのかなと思いました。もちろん、実際の治療方針は病院や担当する先生によって違うと思います。
でも、表側のワイヤー矯正しか選べないと聞いても、私はそれほどがっかりしませんでした。むしろ、海外ドラマに出てくるアメリカのティーンエイジャーみたいな、ゴリゴリに存在感のあるワイヤーにちょっと憧れがあったんです(笑)
矯正を始める前は、装置によって見た目や費用、生活のしやすさが違うことも知りませんでした。希望する方法がその病院でできるとは限らないので、裏側矯正やマウスピース矯正を希望する場合は、最初のカウンセリングで確認しておくと安心です。
私が実際にかかった初期費用
私の場合、かかった費用はこんな感じでした。
- 7月—矯正相談料(初診料):4,180円
- 8月—矯正X線検査:24,200円、矯正精密検査:36,300円(合計:60,500円)
※精密検査では、口の中や顔の写真撮影、歯型の採得、口腔機能の検査などを行いました。
検査から約1か月後に、検査結果と治療方針の説明があります。
矯正は「始まるまで」が意外と長い
歯列矯正というと、装置を付けてから2〜3年くらいかかるイメージがありますよね。私も、検査が終わればそれほど時間を置かずにワイヤーを付けて、そこから治療が始まるものだと思っていました。
ところが実際に始めてみると、装置を付けるまでの準備期間も意外と長くなりました。私は7月にカウンセリングを受けて、実際にワイヤーを装着したのは12月。振り返ってみると、装置が付くまでに約5か月かかっています。歯を動かす前に、まず土台となる口腔環境を整えておく必要があり、その準備に思っていたより時間がかかりました。
矯正を始めようと思ったら、装置を付ける時期だけを考えるのではなく、そこまでに必要な準備期間も含めて考えておいたほうがよさそうです。これから矯正を考えている方は、余裕を持って早めに相談へ行くのがおすすめです。
次回は、ワイヤーを装着するまでに実際に起きた出来事について書いていこうと思います。

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